THE BOOM
SPECIAL BEST LIVE TOUR 2010
BOOMANIA
8月8日(日)日比谷野外大音楽堂
SPECIAL GUEST:矢野顕子、MCU

に出かけてきました。
「島唄」の大ヒットで知られるボーカルの宮沢和史さんは
フライフィッシングが大好きで、
子どものころは矢口高雄さんのマンガ「釣りキチ三平」の
熱心な読者であったといいます。

私がFlyFisher誌の編集長を務めていたときに取材を
お願いしたのがご縁のはじまりで、以来、ときどき
ライブにお招きをいただいています。

開演は午後5時。
夏の野音は午後7時くらいになると、
知らない間に空が落ちて夜が始まっています。
そして、
照明に包まれたステージからふと視線を外して
空を見上げると、
コンサート会場全体がふわりと夜空に浮かび上がって、
どこか遠いところから会場を眺めている自分がいる、
不思議な感覚に陥るあの瞬間がたまらなく好きです。

そんな特別な空間でのライブは、最高でした。
連日の猛暑を忘れる涼しい風が時折吹き抜けて、
コーラスにはセミの大合唱隊。これも野外ならでは。
THE BOOMは今年でデビュー21年だそうで、
懐かしい曲、新しい歌、いろんなメロディーとリズムが
観客を揺らし、震わせ、最後は全部が一体になって
大きな感動があふれだしていました。
ゲストのアッコちゃんこと矢野顕子さんも、
もうひたすら素敵で(ファンです)。
声に羽根でも生えているのかと
思うほどキュートなボーカルでした。


写真はライブのあとで宮沢さんから
いただいた本です。(クリックで大きくなります)
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宮沢和史
紀行詩『日本四十七景』


THE BOOMとは別に、
全国を巡り詩の朗読と歌を届けている
宮沢さんのソロ活動「寄り道」ツアーから
産み落とされた、ひとつの結晶のような詩集です。

道中に寄り道した趣味の釣りのこともたくさん
詩の題材になっていて、
だから面白いですよ、おススメします、ではなくて、
宮沢和史というひとりの詩人がその目で見た
日本全国の景色に、
何気ない景色や、特別な一瞬の中に、
連続した、あるいは飛び飛びの時間軸の中に、
自身の心象風景を重ねて、
せつないほどの言葉が紡ぎだされていく。

北海道から沖縄まで、四十七景。
本をひらけば、あなたが生まれた県もどこかにある。
言葉をたどっていくうちに
胸がいっぱいになってくる紀行詩です。


宮沢和史
紀行詩『日本 四十七景』

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