書籍の棚から

つり人社書籍編集長Oがお送りする折々のおすすめ単行本情報。 内容はもちろん、本のオビや自社広告には書けなかったこと、 制作現場のコボレ話などを交えて紹介していきます。新刊だけが本じゃない! ときどきの息抜きコラム「今週のちょっと寄り道」もどうぞ。

2012年06月

宮沢和史弾き語りライブ「寄り道」。あなたの街にもきっと。

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机を少し整理していたら、こんな写真が…。

右から、
ネイチャー&フィッシングフォトの巨匠こと都留崎健さん
THE BOOMのボーカリスト宮沢和史さん
同じくTHE BOOMのドラマー栃木孝夫さん
別冊『渓流』筆者の藤村良平さん

もうだいぶ前、僕がまだ『FlyFisher』の編集をしていた頃のものです。
取材が終わった直後、僕が記念にシャッターを切らせてもらいました。

少年の頃からフライフィッシングが大好きで
今でもフライロッドを振り続けているという宮沢さんと、
宮沢さんにフライの面白さを伝染させられた?栃木さんを
秋田の渓流に迎えての取材でした。
現地アシストを地元テンカラマンの藤村さんにお願いしました。

皆さんいい顔をしてます。
実は釣りの最中は土砂降りに近かったのですが、
雨を忘れさせるくらいイワナの活性は高く、
素晴らしい取材になったことを昨日のことのように思い出します。


THE BOOMといえば何と言っても「島唄」が有名です。
ボーカルの宮沢さんは、
さすがにステージの上ではフライロッドを振るわけにいかず、
ギターや三線(さんしん)を弾き、歌を歌っています。
でも、我慢できなくなると、ギターをフライロッドに持ち替え、
移動の合間に釣り人に変身しているそうです。

特に現在進行中の弾き語りライブ「寄り道」では、
あちこちの川にもプライベートで寄り道しているそうな…。
そんなわけで地元のマル秘特選釣り情報をお持ちのファンの方は、
それをネタにすると、宮沢さんが釣れるかもしれません!(笑)

※「寄り道」はTHE BOOMの活動とは別に、
宮沢さんがライフワークとしてギターとともに日本全国を旅する弾き語り
コンサート。今年は「寄り道四十七次」と題して、
47都道府県を目標に全国を回っています。


今後の直近のライブは北海道、名古屋、沖縄。


6/29 斜里町公民館ゆめホール知床 公民館ホール

http://www.town.shari.hokkaido.jp/yumehall/



7/6 名古屋ブルーノート

http://www.nagoya-bluenote.com/index.html



7/13 石垣市民会館 中ホール

http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/400000/410000/410400/cityhall/city_hall.htm



それ以降の情報は、こちらまで。

http://www.theboom.jp/system/contents/5971/#sequel









 


 


 

6月の新刊『Salty Flies』(中根淳一 著) 発売中! 

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『Salty Flies』(ソルティ・フライズ)
中根淳一 著
B5判並製144P 定価:2310円(税込)


国内では貴重なソルトウオーターフライタイイングの本。
ただ今全国の書店、釣具店、Web等にて絶賛発売中!

本書を読んで実践すれば、
ソルトウオーターフライのタイイングは苦手で…という方も、
メキメキ上達することでしょう!!

弊社Webへはこちらからどうぞ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『Salty Flies』中根淳一 著

古い絵はがきの印字が大変です?

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古い絵はがきの本をつくっています。


戦前です。

明治や大正のもあります。

文字を読むのにときどきホネが折れます…。

なおかつ、文字の向きは当然ながら逆。右から左〜。
外車かキミは…

ホネが折れます。

(つづく)

6月の新刊予定 『Salty Flies』中根淳一

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『Salty Flies』 中根淳一 著

B5判並製144P 定価:2310円(税込)

6月下旬発売予定


久しぶりのブログ更新となってしまいました。
その間、コツコツとこの本の編集作業をしておりました…。
本日、ようやく校了。で、カバーをUP!でございます。

著者の中根さんは、『FlyFisher』誌上で
「季節で巡るシーバスフィッシング」という連載記事を執筆中。
本業はアートディレクターであったりイラストレーターであったり、
はたまたグラフィックデザイナーであったりと多能なお方。
その多才ぶりを発揮して、本書ではなんと、
撮影・原稿・デザインを一人でこなしてしまいました。
これ、やろうと思ってできることではありません。

フライフィッシングでは、泣く子も黙る(?笑)、
FFF公認キャスティングインストラクター。
横浜・湘南近くの街に生まれ育ち、海のFFはもちろん大好きです。

本書のコンセプトは、
「ドライフライは上手く巻けるけど海のフライはどうもダメ」
という方が読んで役に立つテキストを! です。

ドライもソルトも、フライを巻くという基本の部分では同じはずなのに、
サイズやイミテートする対象が大きく異なっていたり、
不慣れなマテリアルを多用することが原因で、上手く巻けない。
そこで掲げたのが、

「タイイングのレイアウト力を身につけよう」

本業の視点を活かし、
フライをそれぞれイラスト化して使用マテリアルの基準サイズを
数字で具体的に表わし、はじめはそのとおりに巻いてもらうことで
ソルトウオーターフライのバランスに慣れてもらおうという
独自の工夫を凝らしてあります。

また、最初の章となるベイトフィッシュのフライのところでは、
ベイシックパターンとアプリケーションというかたちで、
前者が巻けると後者の複数のパターンが巻けるという構成にしています。

これからソルトウオーターフライを巻こうと思っている方、
巻いてみたけど上手くできないという方、
後輩への参考テキストを探している方、
『Salty Flies』をぜひご活用ください。

それでは、発売までもう少し、お待ちください!





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