書籍の棚から

つり人社書籍編集長Oがお送りする折々のおすすめ単行本情報。 内容はもちろん、本のオビや自社広告には書けなかったこと、 制作現場のコボレ話などを交えて紹介していきます。新刊だけが本じゃない! ときどきの息抜きコラム「今週のちょっと寄り道」もどうぞ。

2010年04月

並木敏成さんの新刊が登場します!(Vol.3)

DSC_0285

『並木敏成 THE MISSION』の続報です。
発売は4月下旬=『Basser』6月号発売日とほぼ同じ
26日(月)前後になると思います。

判形はB5の変形。B5サイズのコピー用紙よりも、
ほんの少し小さな感じ=単行本としては大きめです。
全192Pで本の厚みはカバーをかけた状態で1.2センチくらい。
弊社『Basser』でいうと約2冊分あります。迫力の厚みです。
定価は1800円(税込)となります。

バスフィッシングにおいてフィールドを読む・攻略するということが
どういうことなのかを並木さんの視点で追体験できる充実した
内容で、並木さんの言葉をお借りするなら、
「真のグレートアングラーに近づくための」素晴らしい一冊です。

1Q84 Book3(村上春樹)…発売初日のようす。


お昼ごはんのあと、近所の書店めぐり。
弊社のある東京・神田神保町は本の街。
村上春樹さんの新刊『1Q84 Book3』発売初日のようすを
ひやかそうと思って3軒ほど回ってみたのです。

最初は靖国通り沿いの「書泉グランデ」さん。
1階入り口正面新刊コーナーに、他の本に混じって平積み。
さすがに最前列ですが、そんなに仰々しくない感じ。

続いて、裏手のすずらん通りにある「東京堂書店」さん。
こちらもグランデさんとほぼ同じ。でも通りの斜め向かいに
出されている別館は店頭にポスター貼ってました。

さて、いよいよ最後は「三省堂 本店」さんです。
三省堂さんは発売前からものすごい力の入れようで、
1階レジ背面の壁に「当日は大変な混雑が予想されますので
ぜひご予約を…」という旨の巨大なお知らせ(看板)が。
しかも今日は営業時間を変更して朝7時開店(!)
…魚市場ですか?
朝のようすはTVでも中継されました。
(数十人並んだそうです)
まず、店頭に大きなワゴン付きの販売コーナー。
「本日購入された方には特製の小冊子をお付けします!」
女性スタッフの方がそう張り切って販促していました。
店内に入ってすぐ正面、そして右壁側が一面、
「1Q84 1Q84 1Q84 1Q84…」攻めてます、三省堂さん!
さらにその奥には、1Q84でこしらえた巨大な本の塔が。
スカイツリーですか!?
そういえばカフカの時もこれ、やってましたね。

お客さんも、三省堂さんが一番そわそわした雰囲気でした、
それにしても予注で重版かかりまくりで70万部って…。
あー新潮社の担当者さんと1日でもいいから代わって
その興奮を体感してみたい。

”小冊子”には心ひかれましたが、
『1Q84 Book3』春樹さんのオールドファンとしては
お祭り騒ぎがちょっと恥ずかしすぎて、
ついグランデさんに戻って買わせていただきました。
(三●堂さんゴメンナサイ、1と2はそっちで買ってマス…)

それにしても。
好きな作家がこうして世間に評価されるのは、
一ファンとしてもうれしい限りですが、
なんか、違和感もあるような…
もっとみんな、自分勝手に好きな本を読んでもいいのでは、
とも思います。
あ、そうだ!そんなことより、みなさん釣りの本もぜひ
たくさん読んでください。お願いします!!!


並木敏成さんの新刊が登場します!(Vol.2)


昨日速報させていただいた、
並木敏成さんの新刊情報の続編です。

並木さんは、弊社のバスフィッシング専門誌『Basser』誌上で
THE MISSION(ミッション)という取材連載をされています。
(厳冬期を除く)
ご存知の方も多いかと思いますが、その内容は
日本のメジャーフィールドを1日または2日間をかけて
攻略していく過程を完全ドキュメントでお届けする、
というもの。
連載途中からは毎回の課題(指令)も加わり、
それを達成できるかどうか?という緊張感も加わって
より熱いレポート記事になっています。
もちろん(あたりまえですが)ヤラセ・取材延長一切なしの
真剣勝負。

その記事を単行本化に向けて組み直したものが、
本書(新刊)の主な内容となっています。
DSC_0285

もちろん、連載をただ組み直しただけではありませんよ。
(つづく)


並木敏成さんの新刊が登場します!


本日3度目の更新!
春コレ時の三日坊主がウソのような勢いです!!

実は、たった今、
印刷所に次の単行本のデータを入稿したばかりです。

全国バスフィッシングファンのみなさま、お待たせしました!
(って、予告まだしてないんですが)

今月4月下旬、ゴールデンウイーク直前頃に
並木敏成さんの本が出ます!!!!!
DSC_0251

内容?
つづきはまた明日ということで、、、。

2010春コレ第3,4,5弾!!!…?


東京は葉桜となりました。
春はあっという間です。
というわけで、はりきって始めた「2010春コレ」ですが、
ここで残り3冊を駆け足でご紹介して終わりとさせていただきます。
ああなんという尻切れトンボ…。


まず、1冊目(第3弾)。
※書名をクリックすると弊社WEBご注文コーナーに移動します。
新渓流ルアー入門(宇野章則 著)
A5判並製144P 定価:1575円(税込)

渓流ミノーイングをはじめとする、「今」の渓流ルアー
フィッシングのベイシックがみっちり詰まった1冊。
これからの渓流ルアーの基準となる1冊です。
img-318112212-0001




続いて2冊目(第4弾)
渓流釣りがある日突然上手くなる(白滝治郎 著)
四六判並製144P 定価:998円(税込)

中級者未満の方に贈る弊社の2010年超強力本。
「壁を破る超常識シリーズ」のはずが、
「突然上手くなるシリーズ」として認知されているようです。
釣りを始めて1〜2年以上のキャリアがある、もしくは
それ以上のキャリアをお持ちで、かつご自身の釣りに
どこか限界や壁を感じていらっしゃる方には、
本書を強くお勧めします。
上達のエッセンスが凝縮された本です!
img-129173643-0001




そしてトリはこの1冊。
アユ釣りがある日突然上手くなる(鈴木康友 著)
四六判並製128P 定価:998円(税込)

発売直後から、上の白滝さんの本とともに
ネット書店のアマゾンで釣り部門ベストセラー1、2位を
一時独占していた話題の本です!
腕自慢ひしめくアユ釣りの世界では毎年たくさんの本が
登場します。その多くが最先端のテクニック解説を中心とする
中で、本書はさまざまなテクニックの本質的な部分、
友釣りマンの技術上達を阻む壁とその攻略のヒントを
記しています。ベテランの方も、必読ですよ!
img-129173652-0001



記事検索
QRコード
QRコード
TagCloud
livedoor プロフィール

tsuribito_shoseki

  • ライブドアブログ