書籍の棚から

つり人社書籍編集長Oがお送りする折々のおすすめ単行本情報。 内容はもちろん、本のオビや自社広告には書けなかったこと、 制作現場のコボレ話などを交えて紹介していきます。新刊だけが本じゃない! ときどきの息抜きコラム「今週のちょっと寄り道」もどうぞ。

2010年02月

新刊ラッシュ!

FF

3月の声がそろそろ聞こえてきました。
春です、といっても、まだまだ風は寒いし北国に
お住まいの方は雪景色の世界だと思うのですが、
釣りの本は、かなり春めいてきています!

まず、渓流釣り・アユ釣りが先行している
「ある日突然上手くなる」シリーズ第3弾が登場!
今回は「フライフィッシング」です。
著者は菅原清さん。小野訓さん率いるレビュープロダクツの
スタッフとして、またプロショップオノ仙台店店長として
日々FFの楽しさの普及に努めておられる方です。
発売は3月下旬予定ですが、一足先にカバーをご紹介。
渓流のドライフライと、本流でのウエット&ストリーマーの釣り
を中心に、実践的な解説がなされています。
乞うご期待。

また、この後も、
「渓流のトラウトルアー」
「尺ヤマメにターゲットを絞ったドライフライ・フィッシング
のタクティクス」
の2冊を準備中!これ、どちらも「超」見逃せない内容です。
編集作業のかたわら、このコーナーでも追っかけで紹介して
いきますのでお楽しみにお待ちください!

続報・「渓流釣りがある日突然上手くなる」「アユ釣りが突然上手くなる」

フィッシングショーも盛況のうちに幕を閉じ、
次はそろそろ春の渓流釣り解禁が見えてきました。
中部地区や長野県の河川では、
すでに一足早くシーズン開幕。
今年はどんな1年になるでしょうか。今から楽しみです。

さて!
何度かお伝えしてきた話題の新刊、
「渓流釣りがある日突然上手くなる」(白滝治郎 著)
「アユ釣りがある日突然上手くなる」(鈴木康友 著)
ですが、実は明日、弊社に見本本が届く予定です。
見本本というのは、そのまま市販品としても流通できる
体裁で、完全に出来上がった状態のものです。
書店や釣具店には、あと1週間前後で
店頭に並ぶ予定です。
弊社HP=http://www.e-tsuribito.jp/
のショッピングコーナーでもお買い求め
いただけますので、こちらも準備が整い次第、
改めてご案内申し上げます。

今回は「書籍の棚から」にお越しいただいた
方のために、本の章見出しをこっそり
教えちゃいます。

「渓流釣りがある日突然上手くなる」
壱ノ扉 知らなきゃ大損! テクニック以前の超常識 
弐ノ扉 渓魚を振り向かせろ! エサを徹底検証
参ノ扉 それでいいのか? タックル大検証
四ノ扉 実践編1 ナチュラルドリフトとポイント攻略。
     渓流マンの釣果アップを阻む2つの大きな壁
伍ノ扉 実践編2 ドラグドリフトと攻めの釣り。
     「自称中級渓流マン」が落ちる2つの穴
六ノ扉 釣果アップに即効! きっと役立つ豆知識


「アユ釣りがある日突然上手くなる」
壱ノ扉 知らなきゃ損! テクニック以前の超常識
弐ノ扉 それでいいのか? タックル大検証
参ノ扉 「見えなかった壁」を意識すると釣果UPが見えてくる
四ノ扉 “自称中級”友釣りマンがハマる落とし穴
伍ノ扉 創意工夫&情報収集は真の中級者へのパスポート

ここでの「扉」は、章のことだと思ってください。
各章は、さらに具体的な項目とそれについての説明が
なされています。

お値段は各定価998円(税込)。超・買いです!

渓流釣りがある日突然上手くなる&アユ釣りがある日突然上手くなる


いよいよフィッシングショーが間近に迫ってきました。
今年は各メーカーからどんな新製品がリリースされるのか?
楽しみですね。

さて、当日は弊社も小さなブースを出させていただきます。
書籍やDVD等の販売コーナーも別に設けてありますので、
ぜひお立ち寄りください。

ちなみに、先日アナウンスさせていただいた、
「渓流釣りがある日突然上手くなる」
「アユ釣りがある日突然上手くなる」
の2冊ですが、きのう無事校了しました。
あとは2月下旬の発売を待つばかり。フィッシングショーでも
ポスターでカバーをご確認いただけます。

ちなみに、「渓流釣りがある日突然上手くなる」の著者は
白滝治郎さん。月刊「つり人」でおなじみ、岐阜県郡上市に
お住まいの渓流&友釣りマンです。アユ・渓流王国岐阜の、
それも長良川のほとりで日々釣技を磨かれてきた白滝さんの
アドバイスがギッチリ詰まった1冊。これは絶対に「買い」です!

「アユ釣りがある日突然上手くなる」は、弊社社長の鈴木康友が
著者を務めています。釣り雑誌の表舞台にはあまり登場する
ことはないですが、編集者として近代アユ釣りの進化のすべてを
見てきたといっていい(これだけは手前味噌ではなくホントです)
鈴木の解説は、これまた目からウロコの必読本!であります。

i Padは世界を変えるか


かつて、ソニーが電子ブックを出したときには世の反応は
今イチでしたが、iPadの登場で関係業界がにわかに
にぎやかになってきました。
(下記はアップルの公式HPと、ヤフーニュースのiPad検索結果ページ)

http://www.apple.com/jp/ipad/

http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=i+Pad

出版業界の片隅にいてもやはり気になります。
しかしiPadって、電子書籍は機能の一部で、さまざまな要素が
組み込まれたツールなんですね。疎くって、HPで初めて知りました。
いずれにしても今後、紙を使った出版物はどうなっていくのか?
読書という行為には、手の触覚や本そのものを所有する喜びも
含まれるので、音楽(LP→CD→ダウンロード)のようには
いかないとは思いますが、それでも電子書籍の加速化は
必然となっていくのでしょう。さまざまな情報を入手して
読むにはとても便利そうだし。
でも、帯・装丁・紙フェチの自分としては、文芸ジャンルだけは
「紙」で読みたい、と勝手に思っています。
時代遅れ上等!(笑)

「190年の歴史をもつ新潟の書店=北光社閉店」のニュースに想う

ヤフーニュースで知りました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100201-00000015-maiall-soci


長く地元の人に親しまれてきた書店のようです。
最終営業日には、閉店の知らせを耳にしたお客さんがたくさんお店を訪れたと記事にはありました。

閉店の経緯については詳しく知らないのですが、
最後の日に詰め掛けるくらいなら、思い出があって寂しいとコメントされるくらいなら、勝手な言い分とはわかっていますが、もう少し普段からお店に足を運んでくれていれば事態は違っていたかもしれないのに、と思います。

ネットで本が注文できる便利な時代ですが、それでも町に「町の顔」と呼べる書店があってほしいと願うのは、一本好きのワガママでしょうか…。

全国の本屋さんがんばれ。

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