マイケル・ジャクソンさんが亡くなりました。天才ゆえに長生きする人ではないと(勝手に)思っていましたが、いくらなんでも早すぎるというか…。
最近CDが売れなくて大変なCDショップは今、
追悼コーナーがスゴイ人気だそうです。そうですかそうですか。
死ぬ前にもっと売れていたら、マイケル・ジャクソンさんももう少し
うれしかったでしょうね。
話変わって、政治の世界では自民党総裁のまわりが騒がしい。
自民党や現総裁の良し悪しは棚上げして言いますが、
自分たちで選んどいて、旗色悪くなったから
「総理辞めてください」ってのは…。
「自分も責任とって辞めますから総理もご一緒に」
って言う人が一人くらいいないものですかね。
上に立つ度胸も器量もないくせに、足を引っ張ることしか考えてない人、
アナタのまわりにもいませんか〜(笑)。
話が脱線しすぎました(汗)。
「目がさめたら沢の音」です。
とても素敵なタイトルだと思いませんか。
「目がさめたら沢の音」
僕なんかそれだけで本の頁を開いてしまいそうです。
なんもかんも忘れて、だ〜れもいないところでサオを振りたくなったとき、
でもいろいろ事情があって今すぐそれができないとき、
そんなときに、この本を開いてみてください。
どの頁からも、せせらぎがあふれ出てくるはずです。
ちなみに僕は、
「首都圏近郊のセンチメンタル・ジャーニー」の項に収載されている
入間川起点の碑の近くから撮影された、雪を被った冬山と彼方に見える
都会のネオンの写真がなぜか好きです。たとえせせらぎはなくとも。
18の楽しい話、哀しい話、躍動あふれる話、脱線話、北の話、
案外近くの話、大イワナの話、人の話、いろんな話が登場します。
好きなお酒を片手に、ぜひどうぞ。
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目がさめたら沢の音
A5判並製232P
定価:2100円(税込)
今週のピカイチ度 ★★
携帯が届かないトコロへ行ってみたい度 ★★★
本からあふれるオゾンな癒し度 ★★★
(★3つで最高)
2009年06月
祝・増刷!
あれ?HP間違えた??
いいえ、合ってます。
レッキとした弊社・つり人社の単行本です。
月刊『つり人』に「海の味 海の幸」という好評エッセイを連載中の赤木正和さんは、水中写真が本業のカメラマン。
昨年、ご来社いただいた折にひょんなことから
「ダイビングの本って…」という話になり、
このような本ができあがった、というワケなのです。
本書では、ダイビングの世界で今や非常にポピュラーな存在になっているダイコン=ダイビングコンピュータに焦点を当て、本来の正しい使い方、さらには安全にダイビングを楽しむために知っておかなければならないことを、とてもわかりやすく解説しています。
どのくらいわかりやすいか?
実は編集担当の僕は全くダイビングの経験なし。
(海のそばで育ったので、素潜りやシュノーケリングはよくやりましたが)
ダイコンといわれても「はぁ?」な世界だったのですが、そんな僕でも本に書かれていることはしっかりと理解できました。
と同時に、「そんな基本的なことをみんなはしょって、本当に大丈夫なの?」というくらいダイビングファンの方が心配になりました。潜水病って、本当に恐いんですね。
スキューバに限らず、スキーや釣りのジャンルでも、「オレってそこそこイケてる」と思っている人は大勢いるものですが、これが海の中の世界のこととなると、間違いが起きたときに帰ってこれなくなるかもしれない…。
そんな不幸なことにならないためにも、ダイビングが好きな方にはこの本をおすすめいたします。
昨夏発売から約1年で増刷。しっかり売れてます。
内容、ぎっしり詰まってます!
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だいこんダイバー!?
四六判並製208P 定価:1470円(税込)
今週のイチ押し度 ★★★+★(祝・重版分)
釣っても潜っても信頼のつり人社度 ★★★
眺める魚も楽しいゾ、度 ★★
(★=3つで最高)
みなさん、おおお、お久しぶりです。
書かねばと思いつつ、
日にちがどんどん過ぎてしまい…。
そういえば子供の頃、
どうしても日記を続ける
ことができませんでした。
しかし、もういい大人(というかオッサンだ)なので頑張らねば。
えー、サボったぶん、本日は弊社の超ロングセラー強力本を
ご紹介させていただきます。
これを購入して読まれた読者の方は釣果UP間違いなし!
仕入れた書店様&釣具店様は売り上げが途端に右肩上がりになること間違いなし!の高校野球でいえばエースで4番級の本であります。
2001年の発売から版を重ねて今や9刷り!
それだけ内容が古びず、釣り人からのニーズが高い1冊です。
内容はタイトルのとおりです。
中は、たとえばこんな感じ。(クリックで大きくなります)
イラストレーターさんも釣りを知っている人なので、図解が非常にわかりやすい!
こと、渓流&アユ釣りジャンルの結びに関する本では、
「この1冊がアサヒスーパードライ、
いや違った売り上げナンバー1」
と堂々言わせていただきます。
特にアユ釣りファンの方はこれからシーズン本番!
お持ちになってて損のない1冊ですよー。
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アユ釣り 渓流釣り 必修結び方図鑑
四六判並製128P
定価:1365円(税込)
今週(月か?)のおすすめ度 ★★★
キレイな結びは名手の美学度 ★★★
この結びには団鬼六も勝てまい?度 ★
(★3つで最高)
先日、THE BOOMのデビュー20周年を記念した野外ライブ(日比谷・野音)に写真家の津留崎健さんとお邪魔してきました。
(左の写真は最新シングルCD
「夢から醒めて/
All of Everything」)
ボーカルの宮沢和史さんはフライフィッシングが大好きで、『FlyFisher』や『Fly102』にもたびたびご登場いただいています。
ライブは今にも雨が落ちそうな、渓流釣りにはイイけど野外ライブには?という空の下、夕方に幕開けしました。
偶然ですが、私事で恐縮ながら20年という月日は僕にとっても特別な意味をもつ時間の区切りです。
つり人社にアルバイトで入ったのが1988年。
約1年後に社員になり、今年で20年という時をこの会社で過ごしてきたことになります。
20年の約3分の1を『FlyFisher』の編集に打ち込みました。そのなかで宮沢さんと知り合う貴重な機会を頂き、今日のこの日につながっています。
ライブはじわじわと身体が温まってくる素敵なものでした。
印象的だったのは、初期の歌への観客の反応が特に大きかったこと。それはファン歴の長い人がいかに多いかを物語っていました。
情報が情報を次々に押し流す現代の使い捨て社会。音楽もまた気軽にダウンロードされ、飽きればすぐに聴き捨てられ忘れ去られるこんにちに、そういうファンがいて、支持し続けてくれることがどれほど素晴らしいことか。
やがて会場のまわりが闇に包まれたころ、
音楽と歓声はひとつになって会場に満ちあふれました。
目を閉じてその中に身をゆだねると、
そのとき暗闇の中に小さな灯火が生まれる感じがしました。
それはどんなに遠くからでも見失うことのない、
人の魂を照らし出す灯火です。
僕はふと、自分の仕事のことを思っていました。
僕がいるつり人社も、ファンの読者の方々に支えられて
今があるはずなのだという当たり前のことに、
改めて気づかされたのです。
雑誌と違って、単行本は一冊一冊の勝負。
でも、だからこそ釣りの魅力を伝えられる本を
これからも作っていこう。
読者の方が発売日を待ち焦がれるような、
そんな本を作りたいと思うのです。
子どものころ、夢中で何度も読んだあの本のような一冊を。
tsuribito_shoseki